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さくら満開の極楽寺

極楽寺 鎌倉市極楽寺にある真言律宗の寺。正しくは霊鷲山(りょうじゅうざん)感応院(かんのんいん)極楽律寺という。1259年(天元1)北条重時の創建にかかり、認性(にんしょう)の開山といわれる。
認性はこの広大な境内に慈善救済の大事業を営んだ。施楽院、悲田院、療病舎などの建物が並び
日夜多数の病者を収容し、貧者には無料で加療、施薬をした。精力的な活動をした認性は、土木事業も興し、各地に橋を189ヶ所、道は71ヶ所もあった。認性は生き仏として仰がれていた。ところが元弘3年(1333)新田義貞の鎌倉攻めの際の戦火でことごとく消失し今は昔の面影はないが、本道前にある薬草をすり潰した石臼と石鉢が認性の大事業を示している。当時を偲んで山門をくぐると、桜並木があり、奥の山にあるうすピンク色のさくらの花は、訪れる人を、ほのぼのとした気分にさせてくれる。09年04月
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